お悩みポスト|肩こりが左だけ起こるのはなぜですか?

胃や脾臓などの臓器が関係している!?

肩こりが左側だけ起こるのは、生活上左手を頻繁に使用したり、
⑵左側ばかりを下にして寝るなど体のアンバランスが原因の一つとして考えられますが、
体の左側にある胃や脾臓などの臓器が関係しているとも言われています。

 

左肩周囲には体内を一周した血管やリンパ管が合流する場所があり、
胃の不調によりそれらの循環が悪くなると周辺の筋肉がこわばります。

 

またそれらの臓器が不調のため下垂すると、
間接的に繋がっている左肩の筋肉が引っ張られ血行不良を起こし
肩こりを起こすとも言われています。

 

生活習慣を見直してみてください。

特に胃はストレスや食生活の乱れ、過剰な飲酒などの影響を受けやすい器官なので、
それらを改善することが症状の軽減につながります。

ただし、しびれや放散痛がある場合は、頸椎の神経根の障害や頸椎椎間板ヘルニアによって
左側の神経が障害されている可能性があります。
また心臓に近い左肩のこりは心臓に異常がある場合があり、
特に左のみ突然肩がこり急速に悪化する場合は心筋梗塞の可能性があります。
このような神経や心疾患の疑いがある場合は医療機関への受診をお勧めします。

 

普段からのセルフケアも大切

それらの問題が特になければ、先日ご紹介した“肩こり体操”も効果的ですので、
継続して実践してみてください。

体操をすることで、肩周囲の筋肉がほぐれ、血行が良くなり、痛みが和らいでいきます。
普段からケアを大切にし、コリにくい体を作っていきましょう。

 

自分でできる肩こり体操 こちら

 

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